【Uber Eats】隠れウーバーの報道の真実と「ウーバカイーツ」について
マスメディアはある意味誤報をした
2021年1月14日、隠れウーバーとウーバカイーツについてマスメディアが報道しました。記事になっているため添付します。
添付記事内&Twitterで「バッグのロゴを隠す理由は違うでしょ」という感想を持った配達パートナーが多くいました。
そこで今回は、配達パートナーがロゴを隠す理由を改めて解説します。「わかっているよ」という人は記事を読むのをやめてください。
また「バッグを持っている人が配達パートナーとは限らない」理由も併せて解説します。バッグを持っている人が実は一般人かもしれない、という怖い話ですね。
興味のある人は読み進めてください。
バッグのロゴを隠す本当の理由
配達パートナーがバッグのロゴを隠す理由の詳細は↓記事にて。
- 会社に副業していることを秘密にしたい
- 批判されたくない
- 他デリバリーと掛け持ちしたい
バッグのロゴを隠す理由はいくつかありますが、報道では「ウーバーイーツだとバレたくない」と断定。
確かに一理ありますが真実は違います。というか真実をわかっていて隠した可能性あり。
まず、バッグのロゴを塗りつぶすだけで「ウーバーだとバレなくなる」ことはないでしょう。
不自然すぎるからね…
四角くて黒いバッグ=ウーバーイーツという世間の認識があり、全く関係のない黒バッグで稼働していても「ウーバーイーツだ!」と言われるほどですから。
本業の会社の人がバッグを見たら「あいつ副業やってるんだな…」と思うでしょう。本当にバレたくない人は市販の保冷バッグで稼働するはずです。
ロゴを隠す理由は、バレたくないのではなく他社デリバリーとの掛け持ちを可能にするためがほとんど、
なぜ他社デリバリーと掛け持ちをするのでしょうか。それは効率良く稼ぎたいからです。
他社デリバリーというのは、赤い帽子の出前館のこと。筆者も掛け持ち稼働しています。
出前館で掛け持ちする際の条件が「ロゴなしバッグで稼働すること」なのでロゴを隠す必要があるというわけ。
なぜ「批判されたくないから」を理由にしたのか
出前館と掛け持ちするためにロゴを隠している、という事実をマスメディアやライターが知らないとは考えにくいです。
本当のことを報道すると不利益を被る立場の人がいるため、敢えて異なる報道をしたというのが濃厚でしょう。
不利益を被る立場の人って?
株式会社出前館です。出前館のキャッチコピーは「プロがお届け」なのですが
- 首都高逆走
- 交通ルールを守らない
- マクドナルド地蔵
- 誰が運んでいるかわからない
- 業務中にタバコを吸う
こんなウーバーイーツ配達パートナーが「出前館でーす」ってやっている事実が報道されたら「えっ出前館やめよう」となるでしょう。
添付記事を要約すると「ウーバーイーツより出前館スタッフの方が安心」です。
でもその出前館スタッフは評判の悪いウーバーイーツ配達パートナーかもしれません。
添付記事に登場する人は事実は知らない方がいいでしょうね…。
出前館がプロならウーバーイーツは…
筆者はウーバーイーツと出前館どちらもやっているため、公平な立場で言います。出前館がプロならウーバーイーツは「神」だと。
両方のプラットフォームで配達を経験して思ったのは「出前館は配達が簡単」ということ。
基本は大手チェーンのしっかりと包装された料理を運ぶだけ。破損の経験は自分の知る限り一度もありません。
一方のウーバーイーツでは、汁物や料理をこぼしてしまった経験が何度かあります。
ウーバーイーツの特徴は「今までデリバリーをやってこなかったお店が多く加盟している」こと。
個人店が多く、デリバリーに適した容器を持っていないところも多い。
屋台の焼きそばを入れるようなパックにモツ煮が入っていて、店舗から受け取ってバッグに入れるまでに溢れてしまう、なんてことも。
先ほどの添付記事のように、出前館がこぼれない理由は配達パートナーの差でなく、加盟店の包装によるものが大きいのです。
むしろ配達が困難な案件を扱っているウーバーイーツ配達パートナーの方が丁寧かつ速いという印象ですね。
ウーバカイーツ!と罵ることの危険性について
ウーバカイーツ!って中々パンチのあるワードですね。Twitter内の配達パートナーの間では流行語になりそうな。
一般人が配達パートナーにぶつかった上「ウーバカイーツ!」と罵ったこの事件。
ぶつけた一般人が加害者。しかしそれは今は置いておきましょう。
重要なのは、配達パートナーに対して「ウーバカイーツ!」と言っていますが、実は被害者が一般人の可能性があるということです。
何で?
↑過去記事で触れていますが、ロゴ入りバッグはアマゾンで販売されており誰でも購入できるからです。
つまり、ロゴ入りバッグを背負っている=配達パートナーとは限らないことを意味します。
「ウーバカイーツ!」と言われている人が一般人であれば、違う意味で事故になっていたでしょう。
社会的地位が低いと言われるウーバーイーツですが、配達をしているからと言って底辺ではないはず。
空いた時間の気分転換、副業で稼働している人も多いでしょう。底辺の定義は良くわかりませんが、年収で言えば1,000万円〜の人もザラにいると思います。
話がズレましたが、ロゴ入りバッグ所持者に「あっウーバーイーツだ!」などど言ってしまうとトラブルになるかもしれないので、控えることをオススメします。
まとめ
ロゴを隠す理由は
- ウーバーだとバレたくない
- 他社デリバリーと掛け持ちしている
のどちらかだと思っておけばいいでしょう。
安心が売りの出前館を利用している人にとっては知りたくない事実だったかもしれません。
もう今や「誰が何を運んでいるかわからない時代」です。目に映るものだけを信用し、行動することがどれだけ怖いことか。