【Uber Eats】配達パートナーなら使うのを控えたいワード4選
今回はUber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーが使用を控えたいワード4選をご紹介。
- 不適切である理由
- ワードが与える影響
- ワードの使用がなくならない理由
以上も併せてお伝えします。
本記事は公式の情報ではないので参考程度に留めてください。また「ワードの使用をやめろ」という内容ではないことをご理解ください。
ちなみに筆者は「ワードを多用するとアカウント停止になる可能性がある」と捉えており、できる限り使用を控えている状況です。
判断はあなたにお任せします。
該当ワード4つ
- 配達員
- 時給(換算)
- 給料
- バイト
4つ以外に「配達ドライバー」や「出前」、「お客様」などが該当しますが、今回は4つに絞らせていただきました。
でもさ、配達員やお客様ってアプリで表示されるよね?
アプリでは表示されますが、あるところでは不適切なワードして扱われています。
不適切とされる根拠
Uber Japan株式会社が「不適切」と明示しています。配達パートナーにではなく、コンテンツ作成者に向けて。
ここで言うコンテンツは、ブログやYouTubeなど誰でも目にできる表層webのこと。
今あなたが読んでいるのもブログ。つまり筆者は情報を発信する者として「世間に誤認させる内容を作ってはいけない」立場にいます。
使ってはいけないと直接言われるのではありません。
画像は載せられませんが、ウーバーイーツの広告をwebに載せる過程で「適切な表現を使ってね」と言われるのです。
ちなみにTwitterも「ウーバーイーツ 都市名」でググれば検索上位に出てくるため、表層webと言っていいでしょう。
一応今回アカウントが止まった条件
— Sugi (@sugi_rw) July 6, 2020
・現金払い時の金額表示画面上の顧客名表示欄が隠されていなかった
・該当顧客の町名がわかるツイート
ツイートが理由でアカウントを停止された人もいます。
アプリの画面や売り上げを載せている人は、配達とTwitterのアカウントは紐付けられている可能性があると思ってください。
- 配達パートナーガイドに載っていない
配達パートナーガイドは登録時に配布されるマニュアルのようなもの。
探してみればわかるのですが、筆者が挙げた4つのワードはガイドに出てきません。配達員という言葉は見当たらず、配達パートナーという表記になっているはず。
もし出てくるとしても、否定としての表現になっているでしょう。
不適切とされる理由
- 雇用を連想させる表現だから
配達員、時給(換算)、給料、バイトは「雇用」を連想させる言葉。給料は会社員がもらうものです。
配達員の「員」という漢字は組織の中で働く人を意味するとされています。従業員、会員、係員など。
調べてみたのですが、「配達員」という言葉自体には組織で働く一員という意味はないようです。
しかし「員」が入っているので雇用を連想させるということなのでしょう。
話はズレましたが、配達パートナーは個人事業主。どこかの企業に雇用されているわけではありません。
つまりこのワードを使うことで世間に誤った情報を与えてしまうことになります。
「何だそういうことか、大したことないな」と思うかもしれませんね。
しかし、雇用されている者と世間に認識されることは、配達パートナーにとってはマイナスでしかありません。
理由について触れていきます。
ワードが与える影響
配達パートナーであればこんな経験をしたことはありませんか?
注文者の方から
- ピンの位置が違う?前の配達員さんは届けてくれたんですけど…
- なんでお店の包装をしっかり確認しないんですか?
- お店の従業員ですよね?
- 前の人と言っていることが違うじゃない
加盟店のスタッフさんから
- 前の人に伝えたはずなんですけど
- さっきの人、あなたの同僚ですよね?
- なんで人によって対応が違うんですか?
一般の方から
- おめぇらウーバーはなんで交通ルール守らないんだよ
- 服装だらしないのになんで注意しないの?
- 首都高逆走しないでくれる?
以上は配達パートナーがTwitterに投稿している内容をまとめたもの。
ざっくり言うと、世間の人は「配達してくれる人はどこかに雇われている」と思っているのです。
どこかのチェーン店、はたまたウーバーという会社?それは人によって捉え方が違うでしょう。
マックの店員でしょ?と言われたことある。
配達パートナーは個人事業主という立場であり、常に自分で判断して物事を進めなければなりません。
ピンが立っている位置で配達完了するのも、住所を聞いて届けるのも個人の裁量に任されます。
しかし注文者の方は「個人の自由」だと思っていません。人によって対応が違うのなら激怒するはず。
牛丼屋で牛丼並盛りを頼んで、「これ気分で増しときました」と自分以外の人が同料金で特盛りになってたら怒りますよね。組織の一員であれば提供するサービスは統一されていて当たり前でしょう。
つまり、配達パートナーと世間で認識の差が生まれてしまっているのです。
認識の違いがなければ、ウーバーイーツを取り巻く人はもっと幸せになっています。
ワードの使用がなくならない理由
Uber Japan株式会社が「誤った表現」を明記し、一個人である筆者が伝えたとしてもワードの使用は無くなりません。
無くならないと考える理由は大きく二つ。
- テレビの影響
首都高逆走や運転マナーの悪さから、テレビでも多く取り上げられるようになったウーバーイーツ。
テレビ上では筆者の言った4つのワードがガンガン使われています。やはりテレビの影響は大きく、見る人は洗脳されてしまうんですよ。
- 検索ニーズが高い
手持ちのスマホやパソコンで「ウーバーイーツ」と検索してみてください。
これはYahoo! JAPANでの検索結果で、10ある虫眼鏡キーワードには「バイト」「配達員」「給料」がランクイン。
時期によって並びに差はありますが、筆者の認識では年単位でワードに大きな変化は見られません。
出てくるのは「ユーザーが多く検索する」ワード。つまりそれだけ認識されていることを意味します。
ウーバーイーツを全く知らない人が検索すると「ウーバーイーツってバイトなんだな」と思ってしまう原因になります。
しかしこれだけでは終わりません。
検索する人がいるということは、コンテンツ作成者も同じワードでコンテンツを作成します。
ブロガー、アフィリエイター、動画クリエイターなどは「ウーバーイーツ配達員の時給?給料を一挙公開!」などのタイトルでコンテンツを作れば、多くの人に見てもらいやすくなります。
間違ったワードにも関わらず、稼ぎたいがためにワードを使うという悪循環が生まれているんですね。
まとめ
今回紹介したワードを使うメリットはないと感じているので、筆者は極力使いません。
正直、Twitterは文字制限があるので端的に「配達員」と表記したいところですが「配達パートナー」と書いています。
特にこれといって具体的な策はありませんが、本記事が誰かの気づきになれば幸いです。