【Uber Eats】雨でも稼げるのか実際に稼働してみた結果…!

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「ウーバーイーツって雨でも稼げるって聞いたんだけど」


「全然稼げないって話だよ?」


このウーバーイーツは雨でも稼げるのか問題SNS上で常に話題となっています。季節や天候に大きく左右される仕事ですから気になるのは当然のことだと思います。雨で稼げなかったら梅雨の時期やばいですし。


筆者は雨だと依頼が多くなるという情報は耳にしていたので「普段よりは稼げるでしょ」くらいの認識だったんです。


その認識を確かめるために実際に稼働してみたので、今回はその結果を細かく紹介していこうかと思います。ちなみに稼働エリアは筆者の地元であるさいたま市です。


ネットの情報は果たして本当なのでしょうか?この記事を見ればある程度わかるかもしれませんね。


では行ってみましょう!

稼げるけど効率は悪い

多分これが一番しっくり来る回答かなと思います。


細かく言うと雨の日に稼働すれば依頼は多く来るけど、ロングピックが多くなって効率が悪くなるという言い方でしょうか。数字としての稼ぎは出るけど思いのほか稼げないといった感じです。

実際の稼働した配達記録があるので、まずは目を通してもらえればと思います。

www.sai-uber-eater.com

埼玉での記録なので、東京などの都市部はこれ以上の時間単価で稼ぐことは可能でしょうが、いろんな意味でキツイと思います。事前情報として得ていた「雨の日は稼働しても割りに合わない」というのを身を以て体感する結果となりましたね。


それでは、雨稼働だと効率が悪い理由と雨の日の特徴を話していきたいと思います。

ロングピックが多い

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気温や雨量などにもよりますが、基本的に雨の日は注文が多くなります。逆に配達パートナーは雨だと配達したくないので、稼働する配達パートナーは少なくなります。


つまり、需要が供給を上回るので配達パートナー一人当たりの依頼数が多くなるということ。「えっ?依頼が多くなるんだったら稼げるんじゃないの?」と思うかもしれませんが違うんです。


物凄く極端な話をしますね。例えば、東京23区の各区に一人ずつ配達パートナーがいたとしたら、渋谷区のレストランからの依頼は渋谷区でオンラインにしている配達パートナーの元へ来るのが妥当です。


雨になって、渋谷区以外の配達パートナーが「雨だから配達やーめた」と働かなくなったら東京23区内の注文は全て渋谷区の配達パートナーに来る事になります。


渋谷区の配達パートナーは渋谷区以外のレストランからの依頼を受けると、渋谷区から出なければなりませんよね。普段、5分でレストランへつくところが30分かかったりするので時間のロスが生まれるんです。


30分あれば渋谷で依頼を数件こなせるところを1件だけしかこなせなってしまうのです。


Uber Eatsはレストランまでの距離に対しての報酬は払われませんから、レストランまでの距離が遠ければ遠いほど時間が無駄になって稼げなくなるわけですね。


「じゃあ渋谷区の依頼だけ取れば?」筆者もこう思いました。しかし、渋谷区の依頼が来るまで何件か依頼を断り続けると「こいつ配達する気ないな」と運営のAIに思われてぱったり依頼が来なくなります。


配達パートナー間では「干される」と呼ばれているのですが、一旦干されると數十分〜1時間前後ぱったりと依頼が来なくなります。ランチやディナーの稼ぎ時に干されるのは本当に痛いです。


また、依頼を拒否すると応答率というものが下がります。応答率が低くなるとクエストが来なくなったりゴールドーパートナーになれなかったりと、マイナスな要素があります。


上記のような事がある為、渋谷区以外の依頼も受けなければいけない現状があり、配達の効率が下がっていくのが雨の日の特徴です。


ロングピックは身体的、精神的にもダメージが大きいので雨の日の稼働はオススメできませんね。

注文が停止する事がある

正確な基準は不明ですが、需要が供給を上回りすぎると配達をさばけないとAIが判断し、Uber Eatsのアプリで注文が出来ない状態になります。

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注文が混み合っているというより配達員パートナー不足によるものが大きいかと思うのですが、画像のような文章が表示されたらアウトです。注文が出来ない=配達依頼も来ないという事になり、待ちぼうけになります。


雨の中せっかく稼働しているのに注文が来ないとわかった時の疲労感は半端ないです笑。待機場所を探すのも一苦労ですし、一気にやる気がなくなるんですよね。


注文が再開されても「注文が再開されました」という通知はお客様に届きませんから、そのまま頼まずに終わってしまったり「注文できないならいいや」と、離れていってしまうお客様もいると思います。なので、注文が出来ない状態が解除されてもすぐには依頼が来るとは限りません。


上の例で行くと、渋谷区の配達パートナーしか稼働できなかったら間違いなく注文は止まるでしょうね。雨の日以外でも注文は止まる事があるので、「依頼が来ないな」と思ったらこちらのUber Eatsアプリで確認した方がいいです。


何かとUber Eatsアプリは配達に役立つので、小まめに確認するのをオススメします。

エストが出るとは限らない

雨の日は需要が供給を上回りすぎると説明してきましたが、Uber Eatsの運営はそのような需要と供給の関係はなるべく作りたくありません。


注文が多いのに働く配達パートナーが少ないと、注文者の元へ早く料理を届ける事ができないですよね。そういう状況は注文者の満足度低下に繋がるだけなので運営としては防ぎたいところ。


運営は配達パートナーを増やして需要と供給のバランスを保とうとします。ではどうやって配達パートナーを増やすのかというと、報酬ですね。


雨の日は○回配達したら○円という雨の日クエスを出して「報酬が出るなら稼働するか」と、配達パートナーをやる気にさせるのです。配達パートナーにとって雨の日の稼働はデメリットでしかないですから、報酬が出ないと稼働する気にならないんですよ。


しかしですね、びっくりする事に雨の日でもクエストが出ない事があるんですよ。明らかに雨予報なのに出なかったりしますし突然の雨で出ないときもあります。雨の中ロングピックで飛ばされて特別の報酬も出なければ誰もやりませんって笑。


エストなしで稼働してみても、先ほど挙げた注文停止状態に巻き込まれる可能性があります。「配達パートナーが少ないから依頼が多いはず」と、安易に稼働すると地獄を見ることになります。

体力の消費が激しい

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雨の日に自転車を漕いだことのある人ならわかると思いますが、すごく疲れるんですよね。


視界不良で路面が滑りやすいですから、転ばないように事故に合わないようにと気を使います。また、通勤や通学で分かり切った道を走るわけではありませんから、ナビを使用しての走行は難しいです。


料理も濡れないように工夫したり、お客様の前では雨に濡れた服を拭きとらなければならなかったりと、普段にはない手間がかかって来ます。


何より雨に打たれて体力がなくなるのが一番キツイですね。ぽつぽつならまだしもザーザー振りだと身体的、精神的にヤられます。


自転車やバイクも劣化するので良いことないですねホントに笑。ただ、


埼玉であれば自転車よりバイクの方が雨の日の配達は有利です。

雨の日に稼働する必要はない

ここまで読んでいただければわかると思いますが、雨の日にわざわざ稼働するメリットはないですね。


どうしても来週までにお金が欲しいとか、今週は雨の日しか稼働する日がないという止むを得ない理由があるのなら仕方ないかもしれませんが、そこまでの理由がないなら稼働はオススメできないですね。


Uber Eatsは個人事業主なので働く日や時間は全て自分で決められます。これがアルバイトだとして雨の日にシフト入っていたら働くしかありませんが、Uber Eatsはそこが自由です。


「待っているお客様がいるのに!」という気持ちもわかりますが、自分がやる必要はありません。むしろクエストが出ないのであれば皆やらないほうがいいと思います。


本当に稼働する人がいなくなったらUber Eatsの運営は高い報酬を出してくるはず。安い報酬でも稼働する人がいるから安い報酬で買い叩かれるのです。


と、ちょっと話がズレてしまいましたが本音はこんなところです。


雨で稼働するのであれば屋根付きのバイクを持っている人ですね。あれは雨に打たれませんし、バイクなので体力消費も激しくありません。自転車は厳しいですね。

まとめ

いかがだったでしょうか?筆者も「雨の日は稼げるのかな!?」とワクワクして稼働した結果「割にあわねぇ」と感じた次第であります。


とはいえ、今は微妙な天気の時は稼働のチャンスかなと思っています。雨予報なのに降らなかったり雨量が少ない時ですね。


雨クエストが出ているのに雨が降らなかったり、降っているのかわからないくらいの雨量の時は稼働しやすいですし、配達パートナーも少ない傾向にありますからチャンスかなと。


さすがにガッツリ降っている時はやめておいた方がいいという結論ですね。


本業の人は雨でも稼働しなければならない時もあるでしょうが、筆者みたいに副業の位置付けでやっている人は雨の日の稼働は避けた方がいいでしょう。