埼玉でUber Eats配達パートナーを本業にする為の戦略を本気で妄想してみた
まさか、本気で配達パートナーを本業にしようって思ってないダロ…?
いや、それが思ってるんだよね笑。
おい笑。副業にするのが良いってこの前↓の記事に書いてたじゃないか。
そう、そうなんだけど最近本業にしたくなってきたというか、会社に雇われて働くよりも確実に楽だなと。確かに雇用されて給与所得をもらい続けることは安定した生活に繋がるし、世界最高と言われる社会保険に加入出来るというメリットがあるのは捨てがたい。
個人的には配達は副業に止めておく方が旨味が出るとは思ってる。まぁ本業にするかは別として本業に出来るかどうかを妄想してみたってわけ。
と、くだらないやり取りは終わりにして(笑)、埼玉県民が配達パートナーを本業とすることが出来るのかを妄想してみました。
妄想してみた理由は先ほど言った通り「本業にしてみたい」という発想に至ったから。というか、終身雇用は終了と公言された今、もし解雇されてもウーバーで生きていけるならひとまず御の字ですからね。
出来れば会社に行かずに生活したい男の妄想を覗いてみて下さい笑。まぁまぁ本気なので。
では行ってみましょう。
本業と言える月商はいくら?
まず定義として決めておかなければいけないのが、月商がいくらであれば本業と言えるのかということ。
独身実家住みで月に10万円あれば生活に困らない人なら月商15万円で充分本業になり得ます。一方で、妻子持ちで住宅ローンを背負っていて「月に使えるお金が30万円ないと厳しい」のであれば、月商が40万円ほどないと本業にはなり得ないでしょう。
住んでいる地域によって生活コストも違ってきますから、人によって本業にしていいとする基準が違うことは当たり前ですよね。
それを大前提としつつ、多分、多分なのですが、後者の「妻子、住宅ローン持ち」の生活水準の高い人はそもそも本業にしようとは考えないでしょう。本業にするとしても、収入の柱は何本か作っておくと思います。
なので今回は月商30万円、税金やらなんやらで差し引かれる計算で25万円前後の手取りを本業の基準としました。
独身で浪費ぐせが無い人であれば余裕で生活できるレベルですし、妻子持ちであっても条件によっては問題なく生活できますね。
個人事業主なので労働日数や時間は自由としても、一般の会社員と同等の、月に20日〜25日稼働で一日8時間から10時間程度で合わせていきたいですね。
まぁ予想以上に売り上げが良かったら稼働日数と時間は減らせますし、逆に悪かったら1ヶ月毎日稼働なんて出来るのも強みなので、その辺は臨機応変が効きます。
いつでも働ける=どんだけ働いても良い、だからネ。
埼玉で本業とすることは可能?
結論としては、月商30万円を達成することは可能。ただ、絶対に外せない条件があります。それは…
東京を中心に稼働すること。
これは絶対です。まず、依頼が3時間くらいこないことも日常茶飯事である埼玉のみの稼働では、絶対に月商30万円を達成することは無理です。
なので東京を中心に稼働する必要があります。埼玉の強みは東京へ簡単に行くことが出来るということなので、東京で稼働することのハードルは低いでしょう。
「埼玉は東京よりウーバーイーツで稼げない」は見方を変えれば違う結論になるかと。東京は基本的に給料が高いですが生活コストも掛かります。報酬10万家賃9万の東京と報酬5万家賃4万の埼玉。報酬が高い方が保険料や税金も高いので…。埼玉に住んでたまに東京出張が一番旨味を感じられるかもデス。
— 彩国のUber Eater (@eater_uber) 2019年4月11日
東京はまず住むのに相当なお金がかかります。そのコストが安い埼玉にいながらも東京へ簡単に行けるというのは強み以外の何物でもありません。
東京へ通勤する時間をロスと取るかは人それぞれ。場合によっては東京の郊外に安い賃貸物件を借りて稼働した方が効率がいいのかもしれません。
埼玉に住みながらを前提にしつつも、本業であれば東京へ引越すのも1つの選択肢。東京に近い戸田市、蕨市に既に住んでいる人はかなりの高待遇であることがわかります。
日曜日と雨の日以外は東京
筆者の経験では、埼玉は雨の日と日曜日であれば1日に10,000円〜15,000円の売り上げを出すことは可能です。
埼玉はUber Eatsの認知度が徐々に高まってきているので今後も需要は増えるとは思いますが、安定しているのは今の所雨の日と日曜日かなぁと。
なのでそれ以外の日に東京で稼働する形が濃厚でしょうね。問題はどうやって東京で稼働するか。
稼働スタンス
埼玉に住みながらどうやって東京で稼働するのが効率が良いか考えたときに、いろんな選択肢があります。
- 自前チャリで通勤
自前の自転車で東京へ行くパターン。戸田市、蕨市住民であれば板橋区は隣ですから東京都中心へ出向く難易度は低め。
筆者はさいたま市住民。池袋までは20㎞で何度か通勤してますが、自前のクロスバイクでゆっくり走れば1時間で着きますし疲労もほとんどありません。
ただ中央区など遠いところへ飛ばされると帰りがキツイ。毎日稼働するとなるとその辺がネック。
自前チャリで稼働する場合は最低でもクロスバイク以上の走行性能がある自転車は必須かなと。電動自転車は充電の問題があるので論外ですね。
- 自前バイクで通勤
これが一番濃厚。バイクを持っていない人は初期費用が掛かりますが、本業にするならレンタルするより安く済みます。
バイクであれば東京へ通勤するのも自転車より速いですし、何より体力の消費も少ないです。
本業にするにあたってはいかに体力を温存するかがカギだもんネ。
燃費は良いので通勤に掛かるガソリン代も気にならない程度。ネックは駐禁でしょうね。
Twitterのフォロー&フォロワーさんの中にもバイクで本業張っている人はいるので、売り上げ的には問題ないでしょう。
5月3日から1ヶ月UberEATsチャレンジしてました。
— ポンピン@UberEats配達員 (@ubereatsdvr) 2019年6月3日
サボった時間もありましたが、どうにか31日連続配達完了。
売上 453,511
737d
325h
1回あたり配達料 615円
時給換算 1395円 pic.twitter.com/oOPFoEJ4Rp
でも筆者は自転車の方がいいかな。
- 電車+赤チャリ
電車で都内へ行ってレンタルの赤チャリで稼働するスタンス。大きいバッグを持っての電車通勤と交通費が気にならなければテーブルの上に乗ってくる選択肢。
これもいいのですが、赤チャリの使い勝手も悪さと通勤に抵抗がありますね。東京都民ならいいですが、割と電車通勤は混むしめんどくさい。終電も気にしなくちゃだし。
- 都内に住んじゃう
埼玉に住みながらという前提から外れますが、身軽な人はこの選択肢もあり。池袋や新宿などの大きな駅でも3万円程度で借りられる物件は多々あります。
通勤をなくして自宅待機をしながらの稼働が出来るという面ではかなりのメリット。はっきり言って鳴る場所に住んでしまうのが一番手っ取り早いですからね。
筆者は埼玉で家を建ててしまいましたが、この選択肢はアリかと笑。通勤に所要する時間を稼働時間に当てられると考えれば、賃貸のコストもさほど気にならないと思います。
セカンドハウスとしてUber Eatsの動向を見ながら動いて行くという感じですね。
- 選択肢はたくさんある
結局のところ月商30万円を稼ぐ選択肢はたくさんあります。筆者は自前のクロスバイクを所持しているので、まずはそれでやってみてから他の方法を模索するという稼働スタンスが濃厚かなと。
何はともあれ、東京に近いのが一番の強み。
1日に15,000円必要
単純計算で月に20日稼働で月商30万円を達成するには1日に15,000円必要になります。一件あたりの報酬を500円にすると、30件配達すれば15,000円に届きますね。
30件って多くない…?
1時間に3件だとしても10時間稼働する必要があるってこと。鳴りが渋ければオンライン時間は10時間以上になるでしょう。数字上はキツイですが、これはブースト&クエストを含んでいない計算になります。
ブーストを使えば一件あたりの単価が伸びますし、日跨ぎクエスト80回で10,000円などを取っていけばかなりハードルは下がります。Twitterのフォロー&フォロワーの人で15,000円、条件によっては27,000円などを叩きだす人もいますからね。
この売り上げにたどり着くには配達スキルが必要ですから最初は無理でしょうが、東京での稼働を磨いていけば届くでしょう。
一日の売り上げに変動はありますが、稼働日数は自由なので増やしたり減らしたりすれば月商30万円は射程距離内ですね。
収入の柱を持っておく
本業するにあたって考えておきたいのがもう1つ収入の柱を作っておきたいということ。配達パートナーはUber Eatsというプラットフォームがあってこそ働くことが出来るので、配達パートナーはUber Eatsに依存しているということになります。
外国の企業ですし、日本でもまだ発展途上の会社です。上場したとはいえ「日本でのサービスはやーめた!」と言っていきなり撤退するという可能性は捨てきれません。つまり日本から撤退したら配達パートナーの収入は0になります。会社員でいうリストラ。
個人事業主なので、退職金もなければ次の就職先を与えてもくれません。いきなりポケモンで全滅したときのように目の前が真っ暗になるというわけ。これはリスク以外の何物でもありませんよね。だから配達パートナー以外で収入を得る手段は常に考えておくべき。
- むしろ収入の柱を伸ばすため
筆者が本業にしようと思った理由は、むしろ他の収入の柱を伸ばしていくため。当然ながら一生本業にしようとは思っていないので。
配達パートナーでの配達は時間を切り売りして収入を得る仕組みですから、労働からは抜けられません。生活費のために一生働かなければいけないということですね。
Uber Eats配達パートナーはその「一生」も保証されていませんから、別の方法で食っていく必要があります。
筆者は配達パートナーであることにほとんどストレスを感じませんから他の仕事をするのにはうってつけだと思っています。当然身体的疲労や時にはクレームなどもらったりして疲れることはありますが、企業に雇用されて働くよりは100 %マシです。
いつでも稼働できるのは本当に大きいですし、ストレスもないので他の事業に費やす時間や時間単価が上がることは容易に想像がつきます。
例えばですが、1ヶ月みっちり稼働して月商50万円を達成したら、次の月は全く稼働せずに副業やその他事業を伸ばす時間に当てられますからね。これは絶対に正社員やアルバイトなどで雇われる身では実現できないこと。
Uber Eats配達パートナーとして身銭を稼ぎつつ他の事業を伸ばしていく。これが筆者の目的ですね。
中々考えてるんだネ。
妄想だけどさ笑。
まとめ
データ上でですが埼玉で本業とすることは可能です。むしろ東京以外の他の地域よりは本業に出来る可能性は高いです。間違いなく日本の西よりはね。
正社員=安全という時代はもう終わりました。ぶっちゃけていうと、僕ら会社員は国に騙されて就職という道を選んだと言っても過言ではありません。
教育の過程で税金に関するお金の知識を敢えて教えられず就職という道を選択させ、知らないうちに税金をむしり取っているのですから。
そんな中で個人で食っていくということは非常に大切です。マネーリテラシーを知る事も出来ますし、思考が変わります。Uber Eatsもプラットフォーム事業ですが、会社員も安定しなくなってきましたからね。
企業に雇用される旨味は安定した収入と社会保険に加入できることくらい。安定した収入も保証されなくなってきています。
今のうちに個人で食っていく感覚は養っていくべきかと。
と、最後に話がズレましたが、埼玉で本業にすることは可能なので安心。東京に近い埼玉に生まれてよかった笑。