【Uber Eats】埼玉で1年稼働して感じたこと4つ
色々あった1年
2019年3月中旬にウーバーイーツ配達パートナーに登録してから早1年。3,900回の配達を終えました。
などなど。筆者が1年間で経験したことは様々です。
え?と思うことが多かったけど変化があって楽しめたかな。
「いやぁいろんなことあったな」「よく今まで続いたな」とふと思ったので、ここで1年間を振り返ります。期間は2019年3月中旬〜2020年5月上旬まで。
振り返ってみて強く感じたことは4つ。
本記事を読むことで埼玉のウーバーイーツ事情が垣間見え、今後効率よく稼げるようになるかもしれません。最近の稼働実績も添付するので興味のある方は読み進めてみてください。
稼ぎやすくなってきた
稼ぎやすくなってきたというより「稼げる人と稼げない人の差が出てきた」が正確な表現でしょう。
筆者が配達を開始したのは2019年3月。埼玉県ではさいたま市しかサービスが展開されておらず加盟店や注文数が非常に少ない時期でした。(3月下旬に戸田、蕨がサービス開始)
さいたま市で例えると北浦和のマクドナルドやモスバーガー、スターバックスすら加盟していない状況。ウーバーイーツの認知度も低いため注文もまばらです。
配達パートナーも全然いない。
そんな状況では一駅二駅先くらい離れた加盟店からの注文が日常的に起こります。
「遠くて行けねぇ…」と思いますが、注文自体少ないので「拒否」をしても近くの加盟店が鳴る可能性は低いです。というか近くに加盟店がない場合が多い…。
とりあえず鳴ったら遠くても受けて運んで次も受ける。今の15分表示くらいの注文をガンガン受ける感じですね。
この頃は
選択肢
が少なかったんですよ。
- 時が経つにつれて選択肢が増えた
時が経つにつれて加盟店と注文数がグッと増えました。それ以上に配達パートナーも増加したようで「稼げない」という声が相当数上がっています。
しかし筆者の肌感覚ではそこまで稼げないとは思いません。
季節やコロナに関わらず注文は増えていると感じているので、配達パートナーが少ない時間や場所に稼働すればそれなりに鳴ります。
自分の稼働エリアは大宮〜池袋まで。
15分表示の注文を受けなくても次に1分表示の注文が来る可能性も増えましたし、川口や志木、川越、越谷もサービスエリアとなったため稼働エリアが広がりました。
時が経つにつれ、いつどこで稼働してどのリクエストを取るのかという選択肢が増えたんです。
つまり選択肢を間違い続ければ稼げないし間違えなければ稼げる、そんな状況が作り上げられました。
twitter上でも売り上げのいい人と悪い人の差があるからね。
なんとなく同じ時間や同じ場所で稼働していても効率よく稼げません。昨日と同じ思考でいれば1時間に0件くらいます。実際に今でも0件ありますから。
考えることをやめたら稼げなくなりますし、その原因を知ることなく時間が過ぎていくのは非常に怖いことです。
稼ぐのなら日々試行錯誤しながら稼働すべき!と強く思いました。
専業レベルの人が増えた
全く根拠のない話ですが、筆者の肌感覚では専業レベルで稼働する人が増えた感あり。1年間も稼働してれば毎日顔を合わせる人も何人かいますね。
「鳴り」的にも全時間帯が網羅されていてスキがありません。以前は朝の9時からマクドナルド付近でオンにすれば10時くらいまではずっと注文が入る状態でしたが、今は難しくなりました。
マクド無双がなかなかできない。
以前は注文が多くなかったので副業レベルの人しかいなかったのでしょう。ピーク時だけ稼働するみたいな。
後に触れますが、やりようによっては本業レベルで稼げるエリアになってきたので「イケるぞ」という人が増えたのではないでしょうか。
いずれにしても、稼ぐには中々頭を捻らなきゃいけないという状況は変わりません。
副業が心地良い
1年の中で稼働時間が1時間の日もあれば15時間ぶっ続けの日もありました。そんな筆者が思うのは
チョイ稼働が良いな。
ってこと。
(情報提供元 Uber Driverアプリ)※埼玉県さいたま市〜川口市、川越市で稼働した結果。報酬は時間、地域、プロモーションによって異なります。
筆者はフリーランス。いつどの時間稼働するのか自由なので2020年春の1週目は本業レベルもしくはそれ以上の時間稼働してみました。(これ以前もやってました)
自宅オン&新エリアの川越市の稼働もあり時間効率は良くありませんが、オンライン時間でゴリ押しすれば週に10万円〜はいきます。
ガチで自分の得意なエリアで稼働し続ければ月の売り上げ40万円〜は達成できるでしょう。
でもね、辛い。
筆者は15時間走り続けられるような装備を整えたので体力的にはだいぶ楽なのですが、精神的に辛いですね。
ウーバーイーツの報酬の多くを占めるのが回数選択クエストです。稼働歴の長い人は見に染みて理解していることと思います。
効率よく稼ぐには「いかに多くの配達をこなすか」がカギになるため、配達距離は長ければ長いほどストレスになります。
2019年12月の配送料金改定により長い距離を走れば走るほど損をする仕組みとなり、よりストレスを感じやすくなりました。
回数クエストはこなす件数が多いほど高単価。つまり大きな額を稼ぎたい人の方がストレスを感じやすい仕組みだといえます。
筆者は金曜日〜日曜日の3日間で105回の乗車を達成したことがあります。達成した時の快感はスゴイものがありますがそれなりのストレスはつきまといました。
本業レベルの報酬を得ようとすればするほどストレスは感じやすいのだと思います。
旨味は別の場所にある
いつ、どこで、どのタイミングで稼働しても良いのがウーバーイーツの最大の魅力。
- 家で家事をしながら
- 仕事帰りにちょこっと
- ストレス発散したい
隙間時間や空いた時間に注文案件をくれます。筆者は普段から在宅勤務なので、パソコンをずっとカタカタしていると「運動してぇ!」ってなるんですよ。
そんな時にアプリをオンラインにしてると「ピコピコ」って。外に出ることや運動できること自体が楽しいのである程度の長距離配達でも気になりません。回数クエストも意識しないで済みます。
ちょろっと運動して稼いだお金で缶コーヒーを買って飲む。最高。ストレス発散になったおかげで前後の仕事の時間も充実します。
「時給換算◯円!」と奮起するのも楽しいですが、筆者が思うウバとの最高の付き合い方はチョイ稼働。
配達に依存せず副業レベルで関わっていきたいとなと思っています。
- 本業レベルでやるなら変態になれ
もし本業レベルで稼働したいなら変態にならないと厳しいです。走るのが楽しく楽しくて仕方がない!という境地までいかないと。
1日15時間オンをずっと続けられる人は配達が苦痛じゃないんですよ。だから続けられるんです。
ウバの旨味はいつでもオンにできることと語りましたが、変態な人にとっては「いくらでも働ける」、つまりいくら時間があっても足りないんです。
筆者は15時間をずっと続けるのは無理でした。「変態になりてぇ」と思ったのですが無理でした。変態は才能であり羨ましく思いましたね。
あなたも専業になりたければ変態になってください。
東京に行かなくてもいい
埼玉県稼働のメリットは東京に近いこと。おそらく多くの人が東京へ出稼ぎに出ていることでしょう。
かくいう筆者もその一人で一時期は自転車で池袋や新宿まで通っていました。東京は稼げますからね。
しかし最近は「東京行かなくてもいいや」と思う気持ちが強いです。
- 埼玉と大差なくなってきた
埼玉と東京の「鳴り」の差は前ほどではなくなってきました。理由としては埼玉がグングン伸びていることと東京の配達パートナーが増えすぎていることによるものでしょう。
東京の注文数の多さは絶対的ですがその分配達パートナーが多くて鳴りません。
マジで鳴らない。
東京に住んでいればもちろん東京で稼働しますが、埼玉から通勤時間と労力を天秤に掛けたときに「埼玉でいいかな」ってなっちゃうワケです。
- チップ実装も大きい
2020年4月下旬にチップ機能が実装され、注文者の方が配達パートナーのサービスがいいと思った時にチップをあげられるようになりました。
チップ50円
チップ実装も東京へ行かなくていいと思う理由の1つです。
埼玉にはヒートマップ(通称シミ、ピーク)がなく、1配達の単価を上げられる要素はありません。効率的に稼ぐためにはシミが発生する東京へ行く必要がありました。
東京のシミ
しかしチップ機能が実装されたことで「違う形での頑張り」ができるようになって1配達の単価を上げられるようになったのです。
チップは自然にもらえたらいいね。
今後もチップ機能が継続してくれることを願うばかり。
※5/10、埼玉県の西川口、戸田周辺、浦和区にヒートマップが出ました。
埼玉から東京へ稼ぎに行っていた人は多いと思う。自分もそうだった。
— 彩国のUber Eater (@eater_uber) May 10, 2020
チップが実装されて「埼玉で頑張れるな!」となり、今日ヒートマップが出た。今後さらに件数取るの難しくなりそう。
とりあえずまた駆け引きとか作戦考える必要が出てきて楽しみが増えたね。 pic.twitter.com/wVctuMx1Cn
まとめ
様々な変化が唐突に起こるウーバーイーツ。個人的には埼玉の行方が楽しみですね。
ガッツリ稼ぐ時は梅雨や夏、冬に標準を絞って得意なエリアで稼働しようと思います。2020年5月時点では配達パートナーが飽和しつつあるのでほとんどお休み。
ではいいウーバーライフを。