【Uber Eats】埼玉って自転車で稼げるの?

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「埼玉って自転車で稼げるんですか?」という声が多かったので記事にしました。


自転車で稼げるのならやってみようかな、という人は多いはず。稼げるならどのエリア?という疑問も湧いてくることでしょう。

本記事を読んでわかること

  • 自転車で稼げるのか
  • 稼ぎやすいエリア3選

上記2点に絞って解説します。あくまでも主観に基づいた個人的意見なので参考程度にとどめてください。


筆者は2019年3月〜2020年5月までに約3,900回の配達を完了し、2020年4月にサービスエリアとなった所沢、越谷以外の埼玉エリアで稼動経験ありです。


稼働実績は説得力の担保として載せておきます。

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本記事は2020年5月時点での話になります。では一緒に見ていきましょう。

「 稼ぐ」の定義

まずは「稼ぐ」の定義から。ウーバーイーツで効率よく稼ぐにはとにかく短い時間多くの配達件数をこなすことが重要です。


報酬の多くの割合を占めているのはクエストであり、こなす回数が多ければ多いほど1配達あたりの単価は高くなります。


配達内容に関しては、ピック時に報酬が発生しません。2019年12月の配送料金の改定により、ドロップ距離が長ければ長くなるほと損をする仕組みとなりました。

距離と報酬が割に合わなくなったって感じ。

待機時間を少なくし、ショートピック&ショートドロップの案件を多くこなせば稼げるということになります。以上を踏まえながら記事を読んでみてください。

自転車で稼げるの?

「自転車でも稼ぎやすくなってきた」という回答が一番しっくりきます。つまり「以前は自転車で稼げなかった」ということです。


2019年10月くらいまでであれば「バイクの方が稼げる」と回答していたでしょう。誤解を招かないようにお伝えしますが、バイクの方が稼げるというより「自転車で稼げない」という意味なので消去法です。


ここで断言しますが、「バイクと自転車どっちで稼働しようかな」と迷っているなら今は自転車で問題ありません。

  • 自転車でもイケる理由

東京に比べて埼玉県はバイク稼働しやすい傾向にありますが、自転車でも十分渡り合えます。(エリアによるのでエリア選びは最重要)。

www.sai-uber-eater.com

自転車でもイケる理由は少し↑の記事で触れており、実際の報酬も載せているのでご覧ください。


こちらでも少し補足します。


自転車でもイケる理由は、時間経過とともに加盟店と注文数が増えてショートピック&ショートドロップの確率が上がったから


さいたま市で簡単な例を挙げます。

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2019年に北浦和モスバーガーを頼むとなると一番近いのは浦和県庁前店。北浦和にはモスバーガーがあるのですが加盟していない状況です。


ところが今年の1月にモスバーガー北浦和店が加盟しました。北浦和モスバーガーを頼む時は北浦和店が一番近くなったので、必然的に配達パートナーのドロップ距離は短くなるのです。


今まで2㎞の配達距離だったのが200mになれば時間の短縮ですよね。

近ければ配送手数料も安いので注文する人も多くなる。

今まで加盟していない店舗が加盟したり、新しくお店ができて加盟したりという現象が起こり、徐々にショートピック&ショートドロップの確率が上がっていったのです。

自転車で稼げるエリア

無難にではなく突き抜けて稼げるエリアを1位〜3位までランキングにしました。


当然ながら立ち回りや案件の選別によって結果は変わることはご理解ください。

1位、川口市

自転車であれば埼玉県の中で一番稼ぎやすいエリアです。個人的には圧倒的。


さいたま市に住んでいる筆者が川口市まで稼ぎに行くほどです。


広く捉えると蕨や戸田も入りますが、突き抜けるのであれば川口市特に西川口駅川口駅周辺ですね。

  • 注文が多い

配達パートナーの立場で絶対的な注文数の把握は不可能ですが、肌感覚でわかります。ピーク帯はもちろんオフピーク時の注文の多さは他エリアを寄せ付けません。


異国の方、特にアジア系の注文率が非常に多いです。1日の半分以上がアジア系の方というのは珍しくないですね。やはりデリバリー文化の違いなのでしょうか。

異国の方はデリバリーが生活の一部って感じ。

ウーバーイーツの要であるマクドナルドも駅以外に点在しており、注文数の多さに貢献しているものと思われます。

  • ショート大回転が可能である

ショートピック&ショートドロップの確率が非常に高いです。特に西川口駅周辺。受ける案件によっては3㎞〜のドロップもありますが、陸橋を渡るだけの極端に短い200mドロップの機会はかなり多いです。


西川口駅西口でピックして東口ドロップ、東口ピックして西口ドロップという感じ。

戸田、蕨、川口エリアはマクドナルドが非常に多いです。マクドナルドが多いと配達パートナーが分散される傾向にあるため、極端に注文が入らない機会を避けられます。


どこに飛ばされてもマクドナルドがあるという安心感により強気な攻めが展開できますね。

最初に触れましたが西川口駅川口駅オフピークの注文が強く期待できるエリア。


想像してみてください。西川口駅周辺は夜の街です。


一般的な朝昼夜のご飯以外の時間帯に食事を摂る人が数多くいるんです。


ピーク帯のみしか稼働しない配達パートナーが多いと考えれば穴場だといえるでしょう。

  • ライバルも多い

稼げるエリアと認知されているのか配達パートナーの数も圧倒的。駅周辺に何人も待機している光景は今や珍しくありません。

線路を渡るための陸橋以外はほとんど坂がなく、走行しやすいことも配達パートナー増の要因の一つでしょう。坂の厳しい赤羽や志村(坂上、坂下)あたりから流れてくる人も多いはず。


川口で苦戦しているなら赤羽に行くのも一つの手。坂が多すぎて自転車組が少ない可能性があります。


と話を戻しますが、筆者の経験では「川口エリアが鳴らないなら他の埼玉エリアも鳴らない」ので鳴らなかったら潔く諦めていいでしょう。


それくらい川口市は強いですね。

2位、大宮区

安定感はないですが、当たったら強いのが大宮です。

さいたま市で最も加盟店が多く注文もそれなりにあります。ピーク帯だけで考えると浦和区も負けていないですが、オフピークは圧倒的に大宮が強いでしょう。


専業レベルで終日稼働するなら大宮、ピーク帯だけパリッと稼働するなら浦和区という感じですね。


埼玉のサービスエリアの端っこなので配達パートナーが集まりやすいのが弱点ですが、少ないときはメチャメチャ鳴ります。

鳴らないときはトコトン鳴らない。

 

加盟店がグッと増えて駅近の注文者も増えた印象です。川口と同様に数百メートル単位の配達が多くてショート大回転が狙えますね。

  • 取る案件を選ぼう

大宮は埼玉のサービスエリアの端っこ。浦和の反対方面は全く加盟店がないので、ドロップ後は大宮駅に戻るしかありません。


バイクであれば注文受付範囲も広い上に加盟店が密集するエリアへの復帰も速いのですが、自転車は難しいです。


届けた先に加盟店のない可能性が高いのが大宮の弱点だといえるでしょう。

3位、浦和区

突き抜けてではなく無難に稼げるエリア。北浦和に加盟店が増えたので最近は浦和より北浦和の方が感触がいいです、


浦和周辺にはタワマンが立ち並びますが、浦和周辺の加盟店はロングドロップが多くなりがち。


継続的に駅近へ落とせれば効率が良くなりますが、一手でかなり遠くまで飛ばされる可能性は大いにあります。

中浦和や南浦和は加盟店が少ないため浦和方面からの注文が多いのが特徴です。


配達した後に案件を取るのが難しくなるのが浦和区稼働の弱点だといえるでしょう。浦和近辺での稼動はある程度走れる人でないと難しいというのが正直なところです。

まとめ

2020年4月、コロナ感染症が大流行したことにより配達パートナーの数は異常なまでに増えました。


新規登録者は参入障壁の低い自転車稼働を選択する人も相当数いることから「極端に鳴らない」事例も多くなっています。


稼ぎやすい環境が整ってきたということはライバルも増えるということ。


エリア選びとともに

  • どの曜日、時間帯に稼働するか
  • どの案件を取るか
  • 気温は?天気は?

など自身の選択が最も重要であることを忘れないでください。


ではいいウーバーライフを。