【Uber Eats】バッグをキャリアに固定するメリット4つ
配達用バッグ(リュック)をキャリアに固定するという選択肢
大きなバッグを背負って配達するイメージが強いウーバーイーツ。今や街中でロゴ入りバッグをを見るのは珍しいことではなくなってきました。
背負っている人が多い中、自転車やバイクの後ろにバッグを固定している人も結構います。
背負わない人は秘密を隠している。
本記事ではそんな秘密をご紹介。自身の体験談を踏まえながら「バッグをキャリアに固定するメリット4つ」をお伝えします。
背負うという固定概念から抜け出し、快適に配達したい人は読み進めてみてください。
体への負担が減る
「体が痛い」は配達パートナーであれば直面しやすい問題。もしかしたらあなたも直面している最中かもしれませんね。
大きくて重たいバッグを常に背負っていれば、体が痛くなるのは当然のこと。かくいう筆者も肩を含めた上半身の痛みにかなり悩まされました。
ぎり95クリア。偶然だけど川口、戸田あたりの配達のしやすさに気づけたのはマル!
— 彩国のUber Eater (@eater_uber) February 2, 2020
西川口あたりは運転の荒い車多くて怖いなぁ。クラクション鳴らされて煽られたのは初めて。あの辺で稼働してる人はすごい。
というかバッグ背負ってるか肩痛!振動が気になるけどキャリア付けるか検討する。
そんな悩みを解決すべくバッグをキャリア固定にしてみたところ…
- 当日、翌日の疲れがグッと減った
- 休憩時間が減って稼働時間を伸ばせた
- 肩凝りがなくなった
- 肩凝りによる頭痛がなくなった
という効果を実感できました。
なんで最初からキャリア固定にしなかったんだと後悔。
今だからこそ言えるのですが、バッグを背負うのと背負わないのとでは体の疲れ方に天と地ほどの差が出ます。
副業の人は本業に疲れを残さず、本業の人は毎日快適に稼働できます。結果的に報酬アップに繋がるということ。
「体への負担が減る」これだけでもバッグをキャリア固定にする価値あり。
汗をかきづらくなる
常にバッグが背中に接しているとものすごい量の汗が出ます。「汗なんかかかないよ」と油断していると背中はびしょびしょ。
夏は家を出てピックに向かうだけでもう濡れてる。
料理を振り回さないよう背中にバッグを密着させるので、春や梅雨、秋など微妙な気温の時も汗は出やすいです。
汗に対する対策をしないと
- 背中が濡れて周りに不快感を与える
- 着替えが多く必要になる
- 嫌な匂いがする
という事態に。
あなたは背中が汗で濡れていて悪臭のする配達パートナーから料理を受け取りたいですか?
加盟店のスタッフさんもそんな人に料理を渡したくないと思う。
バッグをキャリア固定にすることで悪臭や汗染みは防げるでしょう。着替えも最小限で済みますね。
暑い時期に他の配達パートナーと差を付けたいのなら「背負わず」は必須。
肩ベルト部分が破損しない
あまり重要な要素ではありませんが一応。
長い間背負い続けていると壊れてくるのが配達用バッグの使命。
チャックやマジックテープ部分、側面ポケットの破れなど、配達パートナーからの破損報告はよく聞かれます。
肩ベルト部分は破損しやすく「大量の料理を運んだら破れた」という事例もあるほど。
破損した場合はパートナーセンターで交換になりますが、時期や破損状態によっては交換に至らない場合があります。
交換が面倒だからとamazonでバッグを買っちゃう人も多い。
埼玉県民の筆者がまさにそう。最寄りのパートナーセンターが東京なので面倒になって購入しちゃいました。交換してもらえるかもわからなかったので。(2020年3月30日〜交換不可)
と話がズレましたが、バッグをキャリア固定にすれば破損の確率は大幅に減らせます。運ぶ料理が多いときのみ固定するだけでもだいぶ違ってくるでしょう。
積み込み&ドロップがラク
- スタッフの人が料理を外まで持ってきてくれる
- バッグ持ち込み不可の加盟店がある
- 出窓での受け渡し
バッグを車両に置いて料理を受け取る場面は意外と多いもの。
そんな時、キャリアへ固定しておけば「バッグを下ろして背負う」動作がなくなるので、配達にかかる時間は短縮されます。
またバッグを地面に置かずに済むので見た目が良くなります。料理の積み込みもラクラク。
- 一軒家への配達
- 「 外で受け取る」案件
ドロップ時も同様で、車両から離れずに注文者へ料理を渡す場面は多くあります。
バッグを地面に置かれることに抵抗を持つ人がいるのは事実なので、荷台にバッグを置いて料理を渡せるのは大きなメリットでしょう。
- 基本はバッグを地面に置かない
筆者個人の話になりますが、基本的にバッグを地面へ置くことはありません。
記事で触れていますが、↓のバッグを首から下げてピック&ドロップをしているので地面に置くことがないのです。
首にかければ両手が空くので地面に置くことなく受け渡しが可能です。
また固定用バックルを使えばワンタッチでキャリア固定が実現します。
屈まないから腰がラクだし疲れない。
一応自転車にワンタッチで固定できるフェンダー可変式リアキャリアを載せておきます。
キャリア固定のデメリット
メリットがあればデメリットも存在するもの。
- 揺れに弱い
バッグを荷台に置くことで走行中の衝撃を直に受けます。バイクならまだしも自転車は段差などの衝撃のほとんどを吸収してくれません。
つまり料理が溢れやすくなるということです。筆者はキャリア固定にしてから一回の破損経験あり。
ラーメンの蓋が閉まっていなかったので包装の問題かもしれないですが、破損があったのは事実。
縦揺れに対しては重みのあるタオルを上に乗せたり、周辺を適切な緩衝材で埋めるなどの対応が必要になります。
背負からキャリアに変えた直後は、破損までいかないまでも料理が少しズレたり傾く経験をすることでしょう。
それは背負い状態での走行に慣れているから。キャリア移行後は、要所要所でスピードを落としたり段差に気をつける必要があります。
この「破損しやすい」というデメリットを体感し、メリットより上回るのであればキャリア固定はやめるべき。
逆なのであれば継続。世の中にキャリア固定をしている人はメリットが上回ったのでしょう。
- 破損が少なくなるケースも
普段から前傾姿勢で走行している人はバッグが斜めになりがち。
キャリア固定にすることでバッグは平行になるため、破損が少なくなる可能性もあります。
長くなりましたが次です。
- 車両が重くなる
車両にバッグを固定することで車両自体の重量が増し、ハンドルの取り回し感覚が微妙に変わります。
自転車を持って階段を上がるにも一苦労です。車両が重くなるのはデメリットですね。
- 急な坂は厳しい
坂が急だと車両自体が斜めになるので料理が傾きます。坂の多い地域で稼働する人は配慮が必要になります。
臨機応変に背負いへ変えるか、坂を避けて走行するなどの工夫が必要になるでしょう。
まとめ
背負わない世界。
筆者はよほどのことがない限りキャリア固定で配達を続けます。デメリットはありますがそれ以上にメリットが大きいので。
間違いなく体への負担は少なくなるので、体の痛みや疲れが抜けないなどの症状がある人はキャリア固定にチャレンジしてみてください。
ではいいウーバーライフを。