ウーバーイーツ配達でまだスマホホルダー使ってるの?
実は配達に便利なのはホルダーじゃない
Uber eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの方お疲れ様です。煽り気味のタイトルですみません。
自転車やバイクで配達するときに必須なのがスマホホルダーやスマホスタンド。
ポケットからスマホを出して操作している人がいますが、毎回出すのは面倒な上にポケットから落下の危険性あり。
何より自転車を運転しながらのスマホ操作は大変危険。
事故を起こしてしまった人が実刑判決を受けた例もあるのでスマホを片手で操作するのはやめましょう。
スマホホルダーはUber Eats側が無料で配布してくれていましたが現在は廃止。つまり購入する必要があるということ。
「んじゃどれを買えばイイの?」と思うかもしれませんが、筆者のオススメはスマホホルダーではありません。
アームバンドです。
※記事後半で詳細説明します。
アームバンドは「ランニングしている人が腕に巻きつけているアレ」と言えばわかりやすいでしょうか。
時計をつけるような感覚で手首に装着します。二の腕用の商品を手首に付けるのではなく手首専用の商品があるのご安心を。
筆者はプライベートで出かける際はスマホホルダー、配達の際はアームバンドを使用します。
それはアームバンドの方が配達に便利という単純な理由から。
本記事では配達の際はアームバンドを使用した方が良い理由をご紹介。本記事を読み終わる頃には「自転車+スマホ操作=スマホホルダー」という認識はなくなっていることでしょう。
「理由なんてどうでも良いよ」という人は目次から「オススメのアームバンド」へ飛んでください。
配達でアームバンドを利用するメリット
スマホの使用頻度が多い配達ではアームバンドの方が圧倒的に使い勝手が良いです。
1つずつ見ていきましょう。
自転車への装着、取り外しが必要ない
これが一番のメリット。
配達の際はレストランや商品の内容、注文者の情報を確認しなければならないので、必ずスマホを手に持って移動することとなります。
スマホホルダーはいちいち自転車から脱着を行わなければなりません。これが結構厄介で焦っている時は脱着に時間が掛かります。
取り外せなくて「もういいや!」と、番号だけ控えてスマホを自転車に固定したままにすると盗まれる可能性あり。スマホの盗難は絶対に避けたいところ。
アームバンドであれば手首にスマホをつけた状態なので脱着の必要なく動き回れます。
商品を受け取る際や渡す時に手首に付けておけば簡単にスマホを確認できるので、両手を開けたまま情報を確認できるのも魅力。
- 車両をレンタルするなら尚更
ドコモシェアサイクルなどで自転車をレンタルする場合、バッテリーが切れた時に自転車を変更するのでスマホホルダーをその都度付け替える必要があります。
スマホホルダーを外すのを忘れて違う自転車に乗り換えてしまった!という事例が多いらしいです。アームバンドは付け替えの必要がないので安心。
時計感覚で見れるのもグッド。
目線を落とさずスマホを確認できる
自転車へ乗車中、停車中に「この道であってるのかな」とスマホを確認したい時ってありますよね。
スマホホルダーだとハンドル部分に目線を落とさなければいけないので、目が悪い人は近づかないと中々見えません。また角度が固定されているので日差しが強いと見えないんですよね。
アームバンドであれば自分の目の前に手首をサッと持ってくるだけで確認できます。目の前に持ってくる事で前方への注意も払えるので安全性を損ねることなし。
ママチャリやクロスバイクなど自転車の形が様々なので一概には言えませんが、アームバンドはスマホホルダーに比べて「確認動作」に優れているといえるでしょう。
スマホへの衝撃が少ない
見落としがちなのが衝撃です。筆者はスマホホルダーを使っていた時に「ガタガタガタ」という衝撃音が頻回でした。一回落とした事もあるので結構トラウマ。
自転車によっては取り付けがうまくいかない時があるので、衝撃が激しかったりズレたりして不安定な場面が多かったです。
しかしアームバンドは手首に巻きつけるものなので衝撃や落下の心配はほとんどありません。
衝撃が少ない一方で、商品によってはキツかったりすぐに緩くなったりして角度が悪くなる事があります。手首に負担が掛かるので重さで疲れたり痛くなったりする場合も。
これについてはデメリットだと言えるでしょう。アームバンドの質や使用するスマホによって左右されるので十分に検討する必要があるといえます。
傾けてスリープ解除ができる
「一体何を言っているんだ?」と思った方も多いでしょう。iPhone6s以降の端末に付いているスリープ解除機能のことです。
スリープとは電源が入っているけど画面は点灯しておらず、画面に触れても何も反応しない状態です。スマホに触らず一定時間放置するとスリープ状態になります。
スリープ状態を解除するには、スマホの「スリープ/スリープ解除ボタン」を押すか「ホームボタン」を押す必要がありますが、iPhoneの場合は設定アプリで「手前に傾けてスリープ解除」をオンにし、スマホを手前に傾けると画面が点灯します。
つまりアームバンドで腕時計的に付けたスマホをクルッと手前に持ってくるだけで画面が点灯する仕組み。
必要な時だけ時間やナビを確認するのに便利ですし、手前に傾ける動作だけでロック画面へ移行できるのでホーム画面へ移る為の手間が1つ減ります。
配達パートナーであればこのなんでもない一手間が省けるだけで配達が有利になるのはわかるはず。
スマホホルダーでもスリープ解除ボタンやホームボタンを押せばロック画面に移行できますが、運転中は中々ボタンが押せなかったり手袋の状態によっては押しにくい場合があります。
押そうとして片手を長時間離すことは運転を遅らせることになり、何よりも危険です。
「じゃあ常に画面を点灯させれば?」という話になりますが、スマホバッテリーが命である配達パートナーにはその選択肢はないでしょう。
100%あったバッテリーが2〜3時間で無くなるので、消費を更に加速させることは控えるのが懸命です。
手前に傾けてスリープ解除はiPhone6s以降の端末対応なので、対象の端末を使用している人にはオススメしたい機能です。
アームバンドのデメリット
続いてはアームバンドのデメリット。筆者が使ってみて感じたものを挙げてみます。
手首に負荷がかかる、痛い
重さが手首にのしかかってきます。筆者が使っているスマホはiPhone7plusなのですが、重さは188g。188gというのは重いのか軽いのか分かりませんがまぁまぁ重いかなっていう感想です。
またアームバンドによっては手首に巻いた時にキツかったり痛くなることがあります。なのでアームバンド選びは非常に重要ですね。
このようなデメリットは手首につけるのを左と右で定期的に入れ替えたり、服の上やリストバンドの上から巻くなどで改善されますが、覚えておいたほうがいいでしょう。
オススメのアームバンド
筆者が使用しているアームバンドを紹介します。インターネットでかなり吟味して購入しましたが、購入して正解。
筆者オススメはSPORTLINKから出ているアームバンド。4〜6.5インチの大きさのスマホに対応しているので実質売っているスマホのほとんどが取り付け可能です。
これが手首に巻くアイテム。青いボタンが付いている部分がプラスチック、その他はゴムでできています。マジックテープがあるので締め付けは自由自在です。
このアイテムにスマホを入れて、手首に巻いたアイテムに付けます。これはゴムで出来ており伸び縮みするので、取り外しは簡単ですね。
上の画像二枚をくっ付けて手首に巻きました。本当はこれにスマホが入るのですが、筆者がスマホで写真を撮っているのでありません。
手首に巻いたアイテムにある青いボタンを押せば一瞬でスマホを外せるのは非常に便利。
最後にこのアイテム。手首に巻くバンドの長いバージョンなのでおそらく二の腕に巻く時用だと思います。一回つけてみましたがスマホが見づらいので押入れ行きです。
- スマホホルダーにもなる
購入してしばらくして気づいたのですが、自転車のハンドル部分に巻きつければスマホホルダーになるんですよ。一人二役。
完全固定ではないので揺れますが、普通に運転する分にはなんの問題もないことを確認しました。
普段は腕に巻きつけて、疲れたり痛くなったりしたら自転車に固定という使い方。これでデメリットも軽減。
ちなみに自分は壊れた時用に2つ購入してあるので、アームバンドとスマホホルダーの使い分けがすぐにできる状態です。
忙しいピーク時はアームバンドで効率的に、オフピークはスマホホルダーでのんびりという使い分けもグッド。良い商品を買いました。