【Uber Eats】東京は稼げる!はある意味間違いである3つの理由

東京は日本で一番稼げる

f:id:yubayashi88:20190419072913p:plain

上京という言葉があるように夢を背負って地方から東京に来る人は毎年沢山います。大都市であり日本の首都である東京は間違いなくビジネスの最先端を走っているでしょう。


最低賃金も日本一高く正社員の給与も高いですし、ウーバーイーツ配達パートナーにおいても日本で一番稼ぎを出せる場所です。


「じゃあ東京へ行こう!」と考えるのが普通だと思いますが、筆者はその考えにちょっと待ったの一手を掛けます。


この記事では東京で稼げる!がある意味間違いである理由を説明していきます。目先の情報を信じて「東京で配達しよう!」と考えている人は是非読んでいただければと。


では行ってみましょう!

稼ぎもいいがコストも掛かる

f:id:yubayashi88:20190419072946p:plain

上で触れた通り東京は他の地域よりも稼げる!というのは事実です。加盟店とUber Eatsを利用する注文者は日本で一番多く、その中でも渋谷区と港区がダントツです。


渋谷区と港区で稼働すれば1日で万単位の稼ぎを出すことは十分に可能でしょう。ただこれは売り上げの話であり、実際に自分に残るお金=利益を考えた時は話が違ってきます。


どんな仕事でもそうですが東京という場所で働くには東京に近い場所に住んで通う必要がありますよね。


「渋谷区が稼げるなら渋谷区に住もうかな」と考えた時、アパートなりマンションを借りると賃料が発生してきます。ご存知の通り、東京は賃料がめちゃくちゃ高いです。埼玉で同じ金額を出せば倍か倍以上の広さに住めるくらい高いです。


東京に住んで家賃10万で9万円の売り上げを出したとしても、埼玉に住んで家賃5万で売り上げ4万であれば、残る利益は1万で変わりません。生活コストという費用が掛かりすぎるのです。


ある程度の経費で税金負担が減るとしても、単純に利益が多いと保険料や税金は高くなるので、この例で見ると東京の方が残る利益は少なくなるんですね。

  • 交通費は自己負担

「じゃあ東京以外の家賃の安い地域から通えばいい」という考えが思いつくのではないでしょうか。


しかし、ウーバーイーツ配達パートナーは個人事業主である為、交通費は自己負担になります。会社員のように企業が負担してくれるわけではないのです。


家賃の安いところを探すとなると東京都心からどんどん離れていってしまうので、交通費の負担も大きくなります。家賃までとは行かずともそれなりの費用がかかって来るでしょうね。


以上のことから、東京の稼げる地域で稼働するにはコストが多く発生することがわかると思います。東京は売り上げだけ見れば優秀ですが、残る利益で考えた時には「うーん」という感じですね。

配達パートナー過多

f:id:yubayashi88:20190218163939p:plain

東京は配達パートナーが多すぎて飽和しつつあります。

  • 飽和する理由

Uber Eatsは配達パートナーをどんどん増やしていっています。なぜ増やし続けているかというと、増やすことのデメリットよりメリットが上回っているからです。


下の記事を見てもらえばわかると思いますが、Uber Eatsは配達パートナーと業務委託という形で繋がっているので人件費は掛かりませんし、配達パートナーが多いほど運営は回しやすくなります。

www.sai-uber-eater.com

配達パートナーは、ライバルが多いほど依頼の来る確率は減りますから単純に売り上げを伸ばしづらくなるんですよ。


その証拠に、情報の鮮度が新鮮なTwitterでは配達パートナー過多により稼げないといったTweetが数多く投稿されていますね。


ウーバーイーツが上陸して間もない頃に比べると、東京では稼げなくなってきています。配達パートナーの増加はさらに加速していくと思うので競争率はさらに高くなると言えます。東京で活動をするのであれば、生き残る戦略を立てないと稼ぎ続けることは難しいでしょうね。

ネットの情報に信憑性がない

f:id:yubayashi88:20190129212604p:plain

先ほど触れたように「東京は稼げる」という情報はよく目にすると思いますが、全員が全員稼げるわけではないのです。


稼げるという情報のソースのほとんどがブログやYouTubeツイッターなどのインターネットでしょうが、目に出来る情報の全てが真実だとは限りません。


実際にウーバーイーツで稼働した売り上げ画面を載せている人の情報はある程度の信憑性がありますが、稼働したことのない人の情報も当たり前のようにGoogleの検索上位に上がっていますし、YouTubeにも投稿されています。


稼げるという事実がないにもかかわらず稼げるといった情報を普通に流せるのがインターネットであり、読者の目に多く触れられるようになっているのです。

  • 稼げる!と煽ることでお金をもらえる人がいる

筆者は2つのブログを運営しているので、インターネットのユーザーであり提供者でもあります。


ぶっちゃけていうとGoogleの検索上位に出て来るブログやサイトはお金目的で書いているケースがほとんどです。


それはなぜかというと、「稼げるよ!」という内容の記事を書いて下のようなアフィリエイトサイトからウーバーイーツ配達パートナーへ登録すれば、記事を書いた人に報酬が入って来る仕組みになっているからです。

つまり、実際にそこまで稼げなくても「稼げます!」と誇張している人がいるということ。「稼げない」というキーワードで書いている人は、最後に巻き返しで稼げる雰囲気を出して記事を終わりにしているはず。


ブログやサイトを書いている人のほとんどは読者の事を思って情報を提供しているわけではありません。自分に報酬が入ってくれさえすればあなたが稼げようが稼げまいが本当はどうだっていいのです。


東京はあなたが見ている情報以上に実際は稼げないと考えた方がいいでしょう。現に東京中心部でも1日で1万円の売り上げに届かない人は山ほどいますし、先ほど紹介したTwitterにもその結果が現れているのですから。

いかにブルーオーシャンで戦うか

ここまで読んでいただくとわかる通り、今から東京へ進出して稼ぐというのは難しいですしリスクもあります。筆者も「東京へ行こうかな」と思ったことがありましたが、埼玉で活動を継続していく意向で固めました。


東京は「新鮮な魚も沢山いるけどそれを釣る専門の釣り人が沢山いる」というレッドオーシャン状態ですから、リスクを背負って競争率の高い場所へ飛び込むメリットはあまりありません。


レッドオーシャンに飛び込むよりかは、新鮮な魚は多くないけれどうまい釣り人の数も多くないいわゆるブルーオーシャンで戦った方がいいと思います。


東京は配達のスペシャリストも多いですし、依頼が優先して入ってくる優先組というものが存在するという話もあります。今からそんな戦場に飛び込むよりは、他地域で実践を積みその地域で誰よりも先にスペシャリストになっておいた方が良いです。


今はまだ依頼が均等に配られている傾向にありますが、配達パートナーの人数が十分に揃った時、実績のある配達パートナーに優先して依頼を回すという形になると思います。


初めて間もない人と何年も配達をやっている人への依頼に違いがなかったらお客様の満足度は上がっていかないですからね。

まとめ

いかがだったでしょうか?東京が稼げるというのはある意味間違いであることがわかったと思います。


個人的に筆者が一番旨味を感じている働き方は、埼玉でのんびりやりつつたまに東京へ出張に行くという形ですね。ブルーオーシャンである埼玉で実績を積みつつ、たまに東京へ行くことでUber Eatsの最新の情報を得るといったスタンスです。


とはいえ、とはいえ東京は稼げます。費用が云々とかいう話ではなく圧倒的に稼げます。本業でやるのであれば今のところ東京以外で選択肢はないと思います。

www.sai-uber-eater.com

筆者ももし本業でやるとするならばどうにかコストを抑えつつ東京で稼働すると思います。やっぱり東京は夢がありますね。


と、最後は話がズレてしまいましたが、こんな東京の現状を踏まえつつUber Eatsの活動範囲を決めた方が良いという話でした。


一緒に頑張っていきましょう!