【Uber Eats】バッグに入れたい仕切り、緩衝材総まとめ!
バッグの中身は最重要
様々なレストランの料理を運ぶUber Eats(ウーバーイーツ)の配達。
レストランによって料理の大きさや形、重さは全く異なるため、こぼれないような工夫は必須です。
ベテランの配達パートナーも試行錯誤している…。
スカスカの状態で料理を入れてしまうと、こぼれてレストランやユーザーに迷惑をかけるだけでなく、思ったような報酬を得られない結果に。
2020年8月から配達パートナーのステータスや評価項目はオープンになったため、できる限り満足度は高く保ちたいものです。
そこで今回は配達用バッグ中身の公開とともに、揃えておきたい仕切りや緩衝材をご紹介。
- 使わない方がいいアイテム
- バッグごとの詰め方
- バッグが斜めになる原因
- バッグの軽量化
などの補足情報も併せてお伝えします。
必要最低限のアイテムでガッチリ料理を固定し、安全に配達しましょう。
揃えたい仕切り、緩衝材
料理が傾いたりこぼれたりする大きな原因は「隙間」。固形で硬い緩衝材を入れても隙間があれば料理は揺れて傾きます。
一方で、隙間を埋めても緩衝材が柔かければ料理に押し負けてこぼれる可能性も。
料理の破損を防ぐには、ある程度硬い緩衝材で隙間を埋めるのが重要。
隙間と硬さをバランスよく整えるのには、今から紹介する4つを組み合わせれば問題ありません。
むしろ4つ以外は必要ないと言っていいでしょう。
バッグ内を第三者や注文者に見られても「不快に思われない」アイテムを選びました。
サバイバルアルミシート
- 安い
- 軽い
- 圧倒的な保温保冷機能
- 臭いや汚れがつかない
- 形状変化可能
- バッグ内の色と合う
配達パートナー御用達アイテム。緩衝材の代表と言ってもいいでしょう。
アマゾンでは1枚、3枚、5枚で販売されていますが、バッグ内に入れるだけであれば1枚で十分足ります。
複数枚購入すると一枚あたりの値段が安いので3枚でもいいかなと。筆者は3枚セットを購入しました。
サバイバルシートは形状変化するので様々な大きさの料理に対応できるのが魅力。
筆者は1枚を1/4ずつにカットして使用。握れば手の平に収まるほどコンパクトになり、その後膨らみます。
軽さゆえタピオカドリンクや牛丼3段積みに耐えられる強度はありませんが、大体の料理は抑えられます。
包んでおくだけで保温保冷が効くので、バッグに入れておいて損はないアイテム。
シルバー色がバッグ内の色とも馴染みます。バッグ内はサバイバルシートのみで問題ないでしょう。
他の人に見られても不快には思われない
タオル(新品の黒)
- 形状変化可能
- 重さがあり料理を抑え込める
- 使わなければプライベートで
- バスタオルはおすすめしない
- 色も気をつけたい
- 新品を使う
サバイバルシートでは抑えられない料理があるときに活躍するのがタオル。
補助的な役割。
そのまま使って小さな隙間を埋めるのもよし、輪ゴムなどで巻いて壁や重しとして使ってもよし。
しっかりと重いためドリンクなどに押し負ける心配はなく、料理の上に置けば縦揺れや蓋が外れるのを防いでくれます。
曲げたり丸めたりぐしゃぐしゃにしたりと形状変化も自由で、臨機応変に使えます。
- 大きさに気をつけよう
バスタオルは大きすぎて使い回しが悪いです。小さいサイズのフェイスタオル数枚で代用しましょう。
色もキャラ物や明るい色は控えたいところ。第三者の目に触れた時に不快感を与えてしまう恐れがあります。
(こんな色)
色は無難に黒か紺がおすすめ。汚れがついた時にひとまず目立ちにくいというメリットがあります。
ぶっちゃけ緩衝材はタオルだけで十分なのですが、重さがあるので大量に入れるのはおすすめしません。
重いと背負うのが大変。
ほとんどの料理は軽いサバイバルシートで押さえ込めてしまうので、補助的に入れていきましょう。
配達用バッグにはサバイバルシートにこのタオル1、2本で十分。シート7割タオル3割くらいの感覚です。
タオルは消耗品なのでいくらあっても問題ないですからね。100円均一などで探してみてください。
基本は水分を含まないサバイバルシートの「補助」ということを忘れずに。
ブロック(レンガ)
- 大きな隙間を埋められる
- 軽い
- スタイリッシュでコンパクト
緩衝材はサバイバルシートとタオルで十分なのですが、この2つでバッグを埋めると見た目的に結構ぐしゃぐしゃになります。
場合によっては料理を取り出しづらいという弱点があるので、大きな空間があるなら後に紹介するソフトクーラーやブロックで埋めてしまうのがベスト。
特にしゃくれ(第三世代)は荷室が広いので活躍する機会は多いはず。
(荷室が広い)
ブロックは軽いですが形状変化しないので、少量の案件であればブロックを1つ置いてシートかタオルで隙間を埋めるのがいいでしょう。
基本的に100円均一に売っています。
1つでは小さいかな?というときは、複数個を輪ゴムやバンドで巻いて自分に合った大きさを作りましょう。
サーモスソフトクーラー20L
- 仕切りの役割を果たす
- 底板があって料理が安定する
- 広すぎる荷室を埋めてくれる
- 純正仕切りを外せる
- 温冷の仕分けが簡単
- しゃくれバッグの形状が保たれる
- 折りたたみ、持ち出し可能
- 縦横に置ける
- 料理が少量ならこれだけ持ってピック&ドロップも
サーモスソフトクーラーも配達パートナー御用達アイテム。
新型黒バッグにすっぽりとハマるため、形状維持用の板を数枚外してもバッグのヘタレを抑えることが可能です。
しゃくれバッグでは荷室の6、7割を埋めてくれるので、必要最低限の緩衝材で済むのがメリット。
経済的
工夫の幅が格段に広がるのがソフトクーラー最大の魅力です。
2020年7月よりレジ袋が有料となりました。配達で使わなくなってもマイバッグやレジャーに役立ちます。
サーモスソフトクーラーを導入し、足りない空間や隙間に緩衝材を入れる流れがいいでしょう。
おすすめできない緩衝材
バッグに入れると見た目が悪くなる、もしくは緩衝材として機能性が低い緩衝材をご紹介。
基本はピック&ドロップの際にバッグを地面に置くため、一般人やレストランスタッフ、お届けするユーザーからバッグの中身を見られる可能性は高いです。
理由なきバッド評価は「バッグ内が汚い」ことが影響かもしれません。
ユーザーに評価が見られるようになった今、バッグ内を見直してみましょう。
新聞紙
食器などを包むことから緩衝材として選ばれやすい新聞紙。家にあれば「とりあえずこれ使うか」となりやすいですよね。
隙間を埋めるのには便利ですが、新聞紙のインクは料理の包装に付着する可能性があり、衛生面で不安が残ります。
見た目的にもおすすめできないですね。
バッグ内で簡単に千切れ、水分を含むとさらに千切れやすくなります。長く使う緩衝材としては期待できないでしょう。
- オフの時に入れておくのはアリ
新聞紙には消臭効果があります。
日々様々な料理を運ぶとバッグに臭いが付くので、オフの日に入れておけば消臭効果を発揮してくれます。湿気も取れるのでおすすめ。
新聞紙は稼働しない日に活躍する裏方的な存在です。
プチプチ(エアマット)
通販で買った段ボールに入っていたり、ワレモノを包むために使用されるプチプチ。
- 保冷保温機能が期待できない
- 軽すぎて料理に押し負ける
- コンパクトにしにくい
デリバリーバッグに入れる緩衝材としては弱め。
プチプチは衝撃を和らげるために巻くのが一般的なので、隙間を埋めたり料理を抑えるのには期待できないですね。
他に緩衝材がなければ工夫して使ってもいいかな、というレベルです。
クラフト紙
工作やデザイン、名刺作成など様々な用途で活躍するクラフト紙。
自分の好みの大きさにカットできるという柔軟性はありますが、軽さと隙間ができやすい点が弱み。
保温保冷機能も期待できない。
茶色という色がどういう見え方をするかは人それぞれですが、筆者は使わないですね。
使っている人は使っているようです。
バッグごとの詰め方
新型黒バッグ、しゃくれバッグ編に分けて緩衝材の入れ方をご紹介。
人それぞれ工夫の仕方はあるので参考程度にとどめてください。
新型黒バッグ
純正の仕切りがあり、荷室も横に広くないので最小限の緩衝材で済んでしまうのが新型黒バッグの強み。
ちなみに筆者はバッグ内にあるドリンクホルダー?は全てハサミで切りました。
ホルダーがあると料理が入れづらいから…。
新型黒バッグはサバイバルシートとタオルで十分足りてしまいます。ブロックは状況次第で入れるといいでしょう。
料理の形状に合わせて仕切りを動かし、隙間をサバイバルシートとタオルで埋めるだけです。
- ソフトクーラーユーザー
サーモスソフトクーラー20Lを入れると荷室の8割ほど埋まります。隙間はスターバックスの袋が1つ入る程度。
新型黒バッグでソフトクーラーを使いたい人は15Lを選ぶのもアリ。15Lの方が使いやすいとの声もよく聞きます。
- 大型料理を入れるときは
頻度としては少ないですが、ピザなどの大型料理を運ぶ時はバッグ下部を拡張させます。
仕切りで荷室を上下に分け、緩衝材を上に避けるなりピザ周辺に固めるなどで対応しましょう。
第3世代(しゃくれ)バッグ
新型黒バッグに移行せず使い続ける人が多いしゃくれバッグ。
大容量で荷室が広いため、サーモスソフトクーラー20Lがあるなら迷わず入れるのがおすすめ。
広すぎる荷室を程よく埋めてくれる上、仕切りとしても活躍します。
新型黒バッグのように左右で分けられる仕切りがないため、ソフトクーラーで温冷が分けられれば料理の品質も保たれます。
ソフトクーラーを使わない場合は緩衝材を多めに用意しましょう。タオルだと重くなるのでアルミシート多め推奨。
料理を入れるときに一旦小さくすれば簡単に料理が入り、後に膨らんで抑えてくれます。
しゃくれバッグの強みは「軽さ」なのでできれば強みを活かしたいところ。
- 上下に分ける仕切りはいらない?
荷室を上下に分けるための黒い仕切りがありますが、使う機会がほとんどない上、あっても重いだけなので「いらない」というのが筆者の意見。
仕切りはピザなどを収納する場面に活躍しますが、ほとんどのピザは拡張せずに入ります。
パスタやピザを運ぶ際は、パスタをサーモスソフトクーラーの中、ピザをそのクーラーの上に置けばOK。
しゃくれバッグは荷室が広くユーザーに見えやすいので、見た目の悪い緩衝材を入れるのは避けましょう。
バッグが斜めでは意味がない
バッグが斜めになっている配達パートナーを見たことがある人は多いはず。
いくら緩衝材で隙間を埋めても、バッグが斜めであれば料理は溢れてしまいますよね。
バッグ内の工夫とバッグを水平に保つことで初めて料理が安全に運べるのです。
バッグが斜めになる原因は
- 背負っているため自分で確認できない
- 同僚や上司がいないため指摘してもらえない
- 前傾姿勢で運んでいる
などなど。
解消するための記事をまとめたので、これまでのバッグ内の工夫を無駄にしたくない人は読んでみてください。
バッグの軽量化を図る
サバイバルアルミシートの多用で軽さは追求できたはず。
しかしいくらバッグを軽くしても、モバイルバッテリーやその他のアイテムをバッグに詰め込んでは意味がありません。
使わなくてもいい純正仕切りも存在します。
バッグが重いと長時間の稼働が難しくなり、稼ぎに影響が出ます。長時間背負っていると頭痛などの体調不良を引き起こすことも。
バッグ内の工夫と共に軽量化を図り、他の配達パートナーと稼ぎ&快適さで差をつけましょう。
まとめ
保温保冷効果や稼働効率に大きな影響を与える緩衝材。
- いかに隙間を埋めるか
- 軽さと重さをバランスよく
- バッグ内は見られている前提で
サバイバルアルミシートを中心に組み立て、あとは好みのアイテムで隙間を埋めるのがベター。
使うアイテムに規定はないので、ガンガン工夫して自分なりのバッグを作っていきましょう。
ではいいウーバーライフを。