【Uber Eats】現金支払いに対応する本当のメリット5つ
恩恵が受けられるようになってきた
- やり取りに時間がかかる
- 金銭トラブルに巻き込まれることも
- 注文から時間が経っている案件が振られる可能性
- ロングピックの案件が多い
- 金銭の整理に時間がかかる
などのデメリットが多いことから「現金支払いに対応しない」という配達パートナーも多くいます。
一方で
- 即金性がある
- 鳴る確率が高くなる
- =ショートピックが多くなる
などの恩恵を受けられることから、常時現金対応をオンにしている配達パートナーも。
筆者は埼玉県というエリア上、注文数の絶対数が少ない&現金支払いを希望するユーザーが数多いことから常に現金支払いに対応しています。
そこで今回は、自身の体験を踏まえ現金支払いに対応する本当のメリットをご紹介。筆者の対応方法も最後に紹介します。
現金支払いに対応する価値は高まってきています。では見ていきましょう。
対応次第で高評価がつく
「熟成案件を引いて遅いと怒られた!」という話も良く聞きますが、逆も然り。
現金のやり取りでは必ず対面して接客するため、対面の数秒数十秒間はコミュニケーションを取ります。
配達が遅れた経緯や料理がこぼれた理由を自分の言葉で説明できれば、悪い評価どころかいい評価をもらえる可能性も。
2020年の夏〜配達パートナーのステータスがユーザーに見えるようになりました。
スムーズなやり取りをし、円滑なコミュニケーションを取れれば高評価をもらえる可能性は高まるでしょう。
でもこれって意味あるの?
ユーザーに見えるという点では安心感や信頼感に繋がります。少なからず「鳴り」にも影響してくるでしょう。
鳴りやすさ(優先順位)があるとするならば、配達歴や稼働時間帯、エリアなど様々な要素が絡み合っています。
SEOの観点から見る配車のアルゴリズムの中には「利用からの好意的なコメント」も影響していると筆者は見ていますね。
つまりステータスは高いに越したことはないのです。
- いい対応をすれば鳴りが良くなる可能性
- 対面することでマイナス要素をプラスに変えられる
これが現金支払いに対応するメリットの1つ目です。
誤配達が起きない
現金のやり取り=必ずと言っていいほど注文者(ユーザー)と対面することを意味します。
「玄関にお金置いておきます」案件も結局やり取りはするしね。
2020年、コロナ禍の影響で「置き配」が主流に。配達の大半がユーザーと対面せずに完結することが多くなりました。
しかし非対面での配達はトラブルがつきもの。
「2件隣の家に配達されていた」
「溢れていたのにそのまま渡された」
などなど。大手通販会社の配達でも同様の案件は起きています。
ウーバーイーツはアプリの不具合が多く、玄関先で受け渡しを設定しているのに置き配に変わっているというバグは日常茶飯事。
2020年8月には注文アプリで記入した配達メモが消えるというバグが発生しました。
みなさん、現在注文アプリで配達の注意事項がバグで消える現象起きてます😢
— ふらっしゅUE配達員🚲🐕🐢 (@UeMinions) August 2, 2020
全員かわかりませんが、自分のは何度入力しても配達メモが消えて仕方なくメッセージで伝えました😔
筆者も注文し、配達パートナーの挙動がおかしいと思ったので電話したら「配達メモはないですね」とのこと。2回目の注文では見事に2件隣の家に置き配されていましたね。
配達でも完璧に置き配をしたと思ったら後日こんなお知らせが。置き配についてかは不明ですが不可解ですね。
ここまでをまとめると、アプリの不具合で非対面配達でトラブルが多くなっている中、現金案件で確実に商品を渡せるのはメリットになるということ。
手渡しで渡せるので届け間違いは起きない上、商品がこぼれていたら受け渡しの時点で対応可能です。
置き配では配達パートナーが商品を置いた後にユーザーが受け取るまで時間差が発生します。その間に
- 風で倒れた
- 鳥がつついた
- 第三者が触れた
という可能性はゼロではないでしょう。「ドアにかけてください」案件で引っ掛けたら、ドアを開けた瞬間に落ちたり…。
現金支払いだけでなく置き配でのトラブルも多く想定されるため、一概に「現金支払い対応でのトラブルが多い」とは言い難くなっています。
考えたくはないが、置配って、「届いてないよ」、と言い張れる。盗まれていたとしてもだ。「破損していた」とも言い張れる。誤って他の住民に蹴られていたとしてもだ。
— あらりん@八王子ウーバーイーツ (@EgYziUPPdcF6oRu) March 22, 2020
「確実に商品を渡せる」のはウーバーイーツの配達では大きなメリットといえるでしょう。
チップをもらえることも
2020年5月〜アプリ内で配達パートナーにチップを送れる仕様となりました。
しかし現金支払いでチップを渡すユーザーがいるのは変わりません。
1,997円の支払いに対して2,000円で支払い「3円なら手間だからもらわなくていいや」と思う人もいるでしょう。
「これでジュースを飲んでください」と数百円のチップを渡す人ももちろんいます。
アプリ内のチップ機能はなくなる可能性はありますが、現金のやり取りの中でチップはなくなりませんから。
しかしチップに対して過度な期待はしないようにしましょう。
2件同時配達の可能性アップ
2件同時配達、通称ダブルですね。
現金支払いをオンにすれば2件同時配達の確率は上がるといっていいでしょう。
2020年の夏から、同時配達を希望すれば配送手数料が無料になるサービスが開始されました。
普通に考えてダブル配達は増えます。
現金支払いをオフにしていると、1件目のユーザーがクレジット支払い、2件目のユーザーが現金支払いを希望していた場合、ダブル配達を振られる可能性はゼロになります。
ダブル配達の割合が多くなるのであれば、全体を通してのシングルリクエスト数は減るのが普通です。
ウーバーイーツは件数をこなすことが最も重要。現金対応をオンにしているだけで「リクエスト数が増える」と考えればメリットは大きいです。
2件目が1件目と真逆だ…怒られる
というリスクがあるため「ダブル配達は受けない」という配達パートナーもいることでしょう。受けるも受けないも自由ですから。
しかし「安くなるから2件目の配達でもいい」というユーザーが増えるため、クレームなどに見舞われる確率は低くなったと見ていいでしょう。
エリアや稼働時間帯によりますが、現金対応をオンにすることで選択肢が増え、件数が稼ぎやすくなったと言えます。
意外な繋がり
現金対応中はユーザーとコミュニケーションを取りますよね。
筆者は接客中に「お仕事って◯◯をされてるんですね。よかったらお話聞かせていただけませんか?」というやり取りをしたことがあります。
なぜこんなことが起きたかと言うと、配達する動機欄で仕事について書いていたからです。
ユーザーは配達パートナーの情報を見れますから、たまたま声をかけてくれたのでしょう。
クレジット支払いで対面して料理を渡す際もコミュニケーションは取れます。
しかし現金支払いはコミュニケーションの時間が長くなるので自然と会話が増えるんですよね。仕事以外にも色々と話をしたことがあります。
質問されたユーザーの方とは一瞬仕事仲間になりそうでしたが、なんとなく終わっちゃいましたね。
数秒数十秒の間にビジネスやその他のことに発展する可能性を考えれば、現金対応も悪くありません。
配達する動機欄に何を書くのかは結構重要だと感じました、そんな体験談です。
筆者の現金対応方法
最後に筆者の現金対応方法について触れておきます。人それぞれ違うので参考程度にしてもらえればと。
インターホンを押す前にiPhoneの計算機に金額を打ち込み、iPhoneをアームバンドで腕に固定。両手を自由に使えるようにしておきます。
互換バッグのショルダー部分を首にかけ、バッグを台にして金銭のやり取りをします。
バッグを地面に置かないので不衛生さはなく、テーブル代わりとなったバッグでやり取りはスムーズ。
ユーザーから金銭をもらうときはコイントレーに。小銭を広げれば数え間違いも減ります。
小銭はいちいち揃えてコインケースに入れていると時間がかかるので、場合によっては腰に巻いたウエストポーチにザーッと流し込みます。
後で時間ができたら揃えて入れればいいだけですからね。ここでは余計な時間をかけません。
ピピッとお釣りを計算し、渡す際もコイントレーへ。量が多いときは「いいですか?」と言ってユーザーの手にザーッと流します。
金銭のやりとりが終わったらコイントレーとケースをウエストポーチにしまい、料理を渡す、この流れできていますね。
アームバンドと互換バッグの記事を載せておきますね。
まとめ
2020年代、メリットが多くなった現金対応。筆者は大雨のとき以外はオンにして稼働しています。
世に出ているデメリットにばかり目を向けていると見えるものも見えなくなります。やりようによってはプラスに変えられますからね。やるやらないはご自身で判断を。
ではいいウーバーライフを。